・問題は設定された。さて、どうやってバイトがクビになりそうなピンチを克服するか?――この点について、おしゃべりによる提案はあるが、舞台上の行動となる作戦があとひとつはほしい。その作戦がおもしろければ、作品のおもしろさはぐっと増します。
・人物が大変弾んでいますね。元気よくはつらつとそこにいるのがよろしいです。
・先輩が手招き、そこへ行く――そこがお話しを展開させる大きなチャンスでした。そこで先輩がなにかを言い渡し、さらに追い詰める、あるいはなにかを提案する、そこから彼らはさらにがんばる……となると客の集中はさらに増したでしょうね。
・彼女たちはこのクビ事件からなにを教訓として得、あるいは思いもよらないどんな発見に至るのでしょう?――そこが肝心です。なにより。
・自然な会話は書けるのです。自信を持って、次はお話の構成、進行にしっかりチャレンジ、ですね。