・残念。途中までは響子の謎もうまく書けているし、コンビニはどうなるか?立て直せるか?――とハラハラドキドキの牽引力満点の展開が作れているのに、最後、お話はまとまりませんでしたね。まことに残念。ここからです。店の売り上げは伸びなかった、じゃ次の作戦考えるか、しかし挫折――しかしなにか心の大切なことを見つける三人……などがほしいわけです。このラストは、若いふたりには都合よすぎるし、店長はただ逃避しただけ。人物が変化していないことになってます。人物が成長していないのが残念。
・時間をもう少しかければ作品として完成できたろう、というのは確実ですね。響子はどうして男嫌い?それは深いところで秋人に響くか?秋人は変わるか? ――その辺の展開をどんどん進めれば、きっとできます。八合目まで上ったのに、尾根から滑落して下山、みたいな状態ですから、惜しい。8ページ目から書き直して完成させてください。